妄想に生かされる

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「CODE VEIN」とかいう神ゲー


 最近ハマっているゲームを紹介する。

  それはこちら、【CODE VEIN】というゲーム。ジャンルとしてはアクションRPG、ハードはPS4XboxやSteamでもできる。

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 そもそも俺は世間一般からするとゲーマーの部類に入るが、そこまで色んなゲームに手を出している訳でもないし、わりと有名どころを広く浅くプレイしている感じだ。腕もそこまでない。ただ父がゲーム好きで幼い頃から家にSFCやPSがあったので、家庭用ビデオゲームに馴染みが深く家族や友達と遊んでいた。ちなみに小学生のときに初代DSが出たが、しばらく友達のを貸してもらってやるだけだった。今でもソシャゲよりコンシューマーゲームのほうが好きなのはそういう環境だったことに端を発しているのかもしれない。

 そしてやるジャンルはRPGが多く、アクションなんかは食わず嫌いであまりやってこなかった。自分はゲームはストーリーを楽しみたく、比較的手腕を必要とされないほうが楽だから。

 このタイトルを知ったのはキャラクリゲーを求め探していたときのこと。自分は版権キャラより自創作キャラに愛着が湧くタイプなので、操作キャラクターを好きに作れるゲームが好きなのだが、大体そういうゲームってリアルなタッチであまり好きじゃないし、ゲームのジャンルも苦手なものが多い。そんな中でこのCODEVEINはキャラクリの自由度が高いというのに合わせ、アニメ調なタッチなのがとても好感触だった。なのでゲームの内容はとりあえず置いといてキャラクリだけを目当てに購入を決めた。

 

 いざキャラクリ。このゲームは主人公1人だけをキャラクリし、そのキャラを操作して物語を進めていくらしい。 雹2号家自創作の中で物語の主人公として相応しいキャラといえば……

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 こいつしかいない。

 こいつは自創作の中でも少し特殊な生まれ方をしたキャラクターである。ファイアーエムブレムという、今ではそこそこ有名なSRPGシリーズタイトルがある。俺はこのゲームが幼少期からものすごく好きなのだが、昔Twitterの企画で「もしファイアーエムブレムの世界に自分が入り込んだら」という設定でキャラを作るというのがTL上で流行った。そこで俺が作ったキャラこそ彼、「テンナ」だ。初めて案を出したのが2013年の年末のことなので、生まれてかれこれ7年半くらいの付き合いになる。もうそんなに経つのかとちょっとびっくりするくらいだ。道理で歳取る筈よ。

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2015~16年頃の絵。流石に2013年当時の絵は残ってなかった。ちなみに隣の女の子は実際の妹をモデルにして作ったキャラ

 コンセプトがもし自分がFEのユニットになったらというものなので、当時の俺そのものをモデルに忠実に再現しつつ、憧れを詰めて作ったいわば自分の分身ともいえる非常に思い入れのあるキャラクターだ。設定上でも見た目は厳つく、ヘタレだったり口下手だったり無愛想だったりと、モブらしく決して主人公という柄ではないのだが、自己投影という点ではこれ以上相応しいキャラはおらず、このテンナというキャラを作ってからは自分そのものとして扱ってきた。何故か「薔薇王」とかいう渾名がつきフォロワーの男自キャラたちを喰い散らかしていたのはいい思い出だ……(黒歴史ともいう)

 

 話が逸れたが今回はこのテンナをキャラクリで再現してみることにした。そして完成したのが、これ。

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 いや再現度高すぎんか???

 しかもなんかイケメン。おかしい。元設定ではこんな顔面偏差値高くないはずなのに。ただの目つき悪いヘタレなのに。

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 やばい。完全に好み。

 このテンナちょっと主人公補正かかってるかもしれない。しかしこんなキャラが主人公で操作できるゲームなんて、楽しくないわけがない。

 そしていざ遊んでみると……

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 いや無理。かっこよすぎてしんどい。キャラクリ主人公が一番の推しってどういうこと???
 キャラクリ主人公なので、一応ボイスはあるがほとんど喋らない。が、そういうところもテンナと解釈一致だし、表情は豊かなので生きてるって感じもする。そしてちゃんと「主人公」している。すごい。確かにそこに「テンナ」がいるのだ。

 一緒に戦う仲間たちも美男美女揃いなので、そういったキャラたちとの絡みも非常に眼福である。戦いの中で大切な仲間と護り護られる関係……いいやん……

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左からCV石川界人梅原裕一郎鳥海浩輔 何だこのイケボ集団

 使用武器も片手剣、両手剣、斧槍、槌、銃剣とわりと豊富。元設定ではテンナはFEでいう兵士という兵種で槍を扱うのだが、それも再現できる。本当にテンナが動いているとしか思えない。

 肝心のゲームとしては結構ハードなプレイ感。アクションゲームに触れてこなかったというのもあるかもしれないが、とにかく死にまくる。だがこのゲームは死んだらゲームオーバーというわけではなく、チェックポイントに戻されるだけですぐに死ぬ前の状態で再開できるので、いわゆる「死にゲー」という何度も何度もやり直しながら進めていくタイプのシステムになっている。なので難易度は少々高くてもゴリ押しで何とか進める。あと死ぬ度に仲間が「俺がついていながら、すまん……!」とか「目覚めたか?」とか気遣ってくれるセリフをかけてくれるので、それを聴くのも楽しい。

 ストーリーは個人差があると思うが、俺は結構好きというか、今のところは面白いと思う。主人公がわりとキーパーソンで、活躍するのでそれだけで満足しているところがあるかもしれない。俺TUEEEが嫌いな人はどうかな。まあそういう人はキャラクリゲーやらないのかもだが。システムや用語、世界観も独特なので慣れるまで苦労するかもしれない。

 とにかく、自創作キャラの再現度の高さという点においてずば抜けて評価できるというだけで、このゲームは間違いなく神ゲーなのだ。少なくとも俺や、自創作キャラを愛でるのが好きな人にとっては。

 試しに他の自創作キャラも作ってみた。だが一部キャラ以外しっくり来なかったので、今回たまたま絵のタッチとカスタマイズパーツがテンナと相性バッチリだったというだけという可能性もある。

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【パブロフと犬】の裕太

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【パブロフと犬】の昌也。今回試した中では一番再現度高かった

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夢魔様は僕のペット】の真人

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夢魔様は僕のペット】のクロセル

 ……ま、まあ元々こいつら戦うキャラじゃないし……(目逸らし)

 

 ということで最近はもっぱらCODEVEINでテンナという名の推しを眺めて自己愛を高める日々である。このゲームがいかに面白いかというよりただただ自創作キャラを褒める記事になってしまったが、もし興味が湧いた方はやってみるといい。映像も綺麗だしキャラゲーとしては楽しいので。ちょっとロードは長いけど。

 

CODE VEIN | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

 

 本当にマジでプレイの腕がクソ雑魚なので最早キャラ愛だけで進めてるところはあるけど楽しいよ。